2008年8月17日 (日)

上映会のお知らせ 『革命の歌』

 山形国際ドキュメンタリー映画際2007の正式出品作品『革命の歌』の上映会があります。ぜひ御覧ください。

●日時:9月6日(土)13:30〜/18:30〜(2回上映)
●会場:鶴岡協同の家こぴあ2階ホール
●料金:前売1,000円/当日1,300円(前売券はこぴあ2階事務室で取り扱っています)
●主催:「革命の歌」上映実行委員会/庄内地域づくりと子育て・文化協同の会
●問合先:TEL 0235-25-3322 / FAX 0235-25-3323

●上映作品:『革命の歌』Revolution

 監督:ヨウコ・アールトネン
(フィンランド/2006/フィンランド語/カラー、モノクロ/80分/日本語・英語字幕あり)

【作品紹介】
 革命歌を歌う熟年者たち。学校、図書館、スーパーや夜の街で堂々と歌う彼らは一体何者なのか? 1960年後半、理想主義に燃え社会主義運動に触発された歌と数々の音楽グループが誕生した。40余年を経て、若く美しい活動家だった彼らも今は中高年に。揚々と歌う当時の姿と現在の職場での歌いっぷりをあわせ見せ、「よりよい世界」を求めていた時代を懐かしみ風刺するフィンランド発ミュージカル・ドキュメンタリー映画。この映画を観た後は、誰もがこの革命歌を口ずさみたくなるだろう。

→ ヨウコ・アールトネン監督インタビュー

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2008年7月26日 (土)

■第59回上映会 『鳳鳴(フォンミン)— 中国の記憶』

 次回は、山形国際ドキュメンタリー映画祭2007のロバート&フランシス・フラハティ賞(大賞)受賞作品『鳳鳴(フォンミン)−中国の記憶』がいよいよ登場します。山形映画祭2003において、9時間5分の大作「鉄西区』で大賞を受賞した王兵(ワン・ビン)監督が再び栄冠を手にした作品です。ご期待ください。


◆ 第59回上映会 『鳳鳴(フォンミン)— 中国の記憶』FENGMING A Chinese Memoir
 監督・脚本・撮影:王兵(ワン・ビン)
〈中国/2007/中国語/カラー/ビデオ/183分 〉

● 日時 / 会場

 [酒田]  8月30日(土)18:00~ / 酒田市総合文化センター 401
 [鶴岡]  8月31日(日)18:00~ / 鶴岡アートフォーラム 2階大会議室

● 料 金  一般 1000円 / 学生(大学生以下)・シニア(60歳以上)500円
     ※会員無料
● 主 催  庄内ドキュメンタリー映画友の会
     特定非営利活動法人 山形国際ドキュメンタリー映画祭
● 協 力  酒田親子劇場 / 平田映画サークルあるふぁ’85
● 問合せ 0234-23-3249(酒田親子劇場)


【作品紹介】
 ひとりの老女が雪道を歩きアパートへ向かう。赤い服を身にまといソファーに腰を掛けた彼女の名は、和鳳鳴(ホー・フォンミン)。地方の新聞記者として働いて結婚したが、同じく記者である夫の執筆した記事が原因で右派分子のレッテルを貼られ、ふたりは別々の強制収容所へ送られてしまうことに。1950年代以降の中国で起きた反右派闘争や文化大革命の粛正運動で数々の迫害を受け、1974年に名誉回復するまでの、約30年に渡るひとりの女性の壮大な物語が綴られていく。


【監督のことば】
 1995年に初めて和鳳鳴に会った時、私はすでに彼女とその仕事について知っていた。しかし彼女の物語が持つ催眠的な力に気づいたのは、それから数年後、中国で出版された彼女の著作『経歴 我的1957』を読んだ時のことだった。1957年は、反右派闘争が始まった年だ。本の中で鳳鳴は、自分と夫が再教育キャンプに送られた時のことを回想する。そこでふたりは、他の多くの収容者と同様に、過酷な労働を課され、飢えに苦しみ、数々の屈辱を受けた。彼女の夫は、妻とふたりの子どもを残して命を落とした。そして後年、鳳鳴は周囲の反対を押し切り、インクと涙で自分の物語を書き上げる。

 鳳鳴の世代はとても重要だ。中国で過去50年間に起きた大きな政治事件のすべてと、同時代を生きてきたからだ。彼らの物語を語ることで、現代の若い人たちにも、もっと自国の歴史について学び、ここ数年でこの国がいかに大きく変化したかを知ってもらいたいと思う。

 私は母とともに農村で育った。母はいつも畑で働いていて、私も子どもの頃よく畑仕事を手伝った。子どもだった私は、村で開かれる“闘争”大会をよく見に行き、再教育のために村に送られた“悪質分子”が批判される様子を見ていた。私にとって、鳳鳴の記憶は、とてもリアルに感じられる。彼女は教養のある自立した老婦人で、真の意味であの時代の代弁者だ。彼女と同世代で、すすんでインタビューを受ける人は多くない。彼らのほとんどは、過去と対峙し自分の体験を話す勇気を奮い起こすことができずにいる。

 この映画で描かれた人生に、証言に、人々は心を動かされるだろう。私自身、撮影しながら完全に鳳鳴の物語のとりこになった。観客のみなさんとも、同じ体験を分かち合えると信じている。 (プレスリリースより編集)


【監督プロフィール】
王兵(ワン・ビン) Wang Bing
 1967年、陝西省生まれ。1992年、瀋陽にある魯迅美術学院で写真を専攻。1995年、北京電影学院撮影学科入学。1998年、インディペンデントの映像作家兼監督の仕事をスタート。1999年、インディペンデントの長編劇映画『偏差』で撮影を担当。その後、初のドキュメンタリー映画『鉄西区』を製作。2001年末に撮影が終了し、2002年ベルリン国際映画祭「フォーラム部門」に選ばれ、リスボン国際ドキュメンタリー映画祭でグランプリ、2003年のマルセイユ国際ドキュメンタリー映画祭でグランプリ、YIDFF 2003でもロバート&フランシス・フラハティ賞を受賞した。本作は2007年のマルセイユ国際ドキュメンタリー映画祭でジョルジュ・ド・ボールガール賞を受賞した。

→ 王兵(ワン・ビン)監督インタビュー

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2008年6月21日 (土)

上映会のお知らせ 「ギターと映画の夕べ」

 8月26日〜31日に開催される「庄内国際ギターフェスティバル in 響」のプレイベントとして、「ギターと映画の夕べ」が開催されます。上映作品は、山形国際ドキュメンタリー映画祭2005の正式出品作品『パレルモの聖女 The Virgin of Palermo』(監督:アントニオ・グイーディ〈ドイツ、イタリア/2005/イタリア語/モノクロ/35mm/82分〉)。イタリアのシチリア島北西部に位置する都市パレルモで毎年7月に行われるサンタ・ロザリア祭は、17世紀に町をペストから救ったと伝えられる聖女を讃える町をあげての盛大な祭り。モノクロームで描かれた風情ある町の風景や人々の陽気な表情、そして優しい音楽。華やいだ祭りの奥にある地域文化の豊かさとおおらかさが伝わってくる作品です。 → 監督インタビュー

 上映に先立ち、佐藤正隆さんのギター演奏が行われます。1973年生まれの佐藤さんは3歳の頃からギターを始め、1998年の第1回仙台国際ギターフェスティバル、ジュニアギターコンクールで第1位入賞。ギタリストの福田進一氏に師事し、2000年にはキューバで開催されたハバナ国際ギターフェスティバルに参加、2001年に東京で行われた第32回クラシカルギターコンクールでは第3位(2位なし)入賞と活躍されています。現在は、みちのくギターオーケストラコンサートマスターのほか、ギターソロやアンサンブルなどジャンルを問わずさまざまな企画に出演し、若手ギタリストとして高い評価を得て注目されています。


◆ ギターと映画の夕べ

● 日時  7月12日(土)18:00~ 受付、18:30〜19:00 ギター演奏、19:10〜20:35 映画上映
● 会場  庄内文化創造館響ホール(小ホール)

● 料 金  1000円(全席自由)
● 主 催  庄内国際ギターフェスティバル実行委員会 / 庄内ドキュメンタリー映画友の会
● 問合せ TEL:0234-42-3040 / FAX:0234-42-3856(実行委員会事務局 / 8:30〜17:15 土日祝休)
     実行委員会ホームページ

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2008年6月 7日 (土)

■第58上映会 『ワイルド・ワイルド・ビーチ』

 次回の上映会は、山形国際ドキュメンタリー映画祭2007の正式出品作品『ワイルド・ワイルド・ビーチ』。夏のヴァカンスで人が溢れるロシアの海岸を舞台に、混乱するロシアの今が風刺画のようにアップテンポに描かれている作品です。

◆ 第58回上映会 『ワイルド・ワイルド・ビーチ』 Wild, Wild Beach
 監督:アレクサンドル・ラストルグエフ、ヴィタリー・マンスキー、スサンナ・バランジエヴァ
〈ロシア、ドイツ/2006/ロシア語/カラー/ビデオ/125分 〉

● 日時 / 会場
 [酒田]  7月5日(土)19:00~ / 酒田市総合文化センター 401
 [鶴岡]  7月6日(日)19:00~ / 鶴岡アートフォーラム 2階大会議室

● 料 金  一般 1000円 / 学生(大学生以下)・シニア(60歳以上)500円 / ※会員無料
● 主 催  庄内ドキュメンタリー映画友の会 / 特定非営利活動法人 山形国際ドキュメンタリー映画祭
● 協 力  酒田親子劇場 / 平田映画サークルあるふぁ’85
● 問合せ 0234-23-3249(酒田親子劇場)


【作品紹介】
 夏のヴァカンスで人が溢れるロシアの海岸。明るい太陽のもと開放された人々は快楽、金、権力など欲望に目をくらませている。観光客目当てにラクダを遠路はるばる移送する写真屋、酔いどれ老女、ラップを歌う老人、女と見れば口説き回る太っちょとノッポのふたり組、プーチン大統領の訪問。混乱するロシアの今が風刺画のようにアップテンポに描かれていく。

【監督のことば】
 10年前にロシア南部を訪れたとき、黒海の岸辺を散歩してみた。太陽が地平線の向こうに沈み、あたりが真っ暗になると、突然、風変わりな小さな街が目の前に現れた。そこにはアパートがあり、バーがあり、店、カジノ、それに遊園地もあった。唯一その街が他と違うのは、すべての建物が段ボール箱とベニヤ板でできていたことだ。実際にそこで過ごしたのは1日だけだったが、夢の中では何度も訪れた。そこはまるで、博物館にあるような模型の街に、本物の人間が住んでいるかのようだった。この場所のもうひとつ面白い点は、住人がみな裸でいることだった。文字通りの意味でも、比喩的な意味でも。数年後、その街についてのドキュメンタリー映画『Broadway. Black Sea』(2002)を製作し、好評を博した。しかし、その映画が成功しても、まだ伝え残したことが多くあるという思いが消えなかった。その後、同僚のアレクサンドルとスサンナを説得し、この奇妙な場所をもう一度映画に撮ることにした。ふたりに『Broadway. Black Sea』を見せ、作品のヒーローである映画に登場している人々も紹介した。
 私たちは、7月から10月まで、一夏中、黒海の沿岸で過ごした。そしてついに、6時間ヴァージョンの『ワイルド・ワイルド・ビーチ』を完成させた。ドストエフスキーやゴーゴリの流れを汲む、本格的な映画小説(シネマトグラフィック・ノベル)だ。それから1年かけて、きわどいシーンを含むこの長い映画のために格闘し、ついに降参して125分ヴァージョンに編集しなおした。観客のみなさんもあの長大な映画と熱狂が果てしなく続く海岸の街を、想像して、心の中に再現してもらえたらと思う。私たちにとってあの街は、どこか現代社会の狂乱の縮図のように感じられる。
ヴィタリー・マンスキー

【監督プロフィール】
アレクサンドル・ラストルグエフ Alexander Rastorguev
 1971年、ロシア、ロストフ・ナ・ドヌー生まれ。地元の州立大学で言語学、サンクトペテルブルク舞台芸術アカデミーで映画製作を学ぶ。主な作品は『Good Bye, Boys』(1997)、『Maundy Thursday』(2002)等。

ヴィタリー・マンスキー Vitaly Mansky
 1963年、ウクライナ・リヴォフに生まれる。VGIKメジンスキー・スタジオ卒。ロシアを代表するドキュメンタリー映画作家。1945年から1991年までのアマチュア・ホーム・ムービーを集めたアーカイヴを、またドキュメンタリーのオンライン・ジャーナル(www.vertov.ru)を立ち上げる。『青春クロニクル』(1999)はYIDFF 2001で上映した。

スサンナ・バランジエヴァ Susanna Baranzhieva
 ロシアのロストフ・ナ・ドヌーにある州立大学でジャーナリズムの学位を取得。アルメニアで雑誌『Literary Armenia』の編集者を務める。1997年からラジオ局Don-TR勤務。100以上のテレビ脚本を手がける。本作が監督デビュー作。
 → スサンナ・バランジエヴァ 監督インタビュー

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2008年4月12日 (土)

■第57上映会 『アレンテージョ、めぐりあい』

 2008年度最初の上映会は、『アレンテージョ、めぐりあい』。山形国際ドキュメンタリー映画祭2007で山形市長賞(最優秀賞)を受賞した秀作です。詩情あふれる作品をごゆっくりお楽しみください。なお、今回から上映会場が、[酒田]酒田市総合文化センター401、[鶴岡]鶴岡アートフォーラム2階大会議室になりますので、お間違えのないよう御来場ください。2008年度の入会も当日受付ます。

◆ 第57回上映会 『アレンテージョ、めぐりあい』 Encounters
 監督:ピエール=マリー・グレ
〈ポルトガル・フランス/2006/ポルトガル語/カラー・モノクロ/ビデオ/105分〉

● 日時 / 会場
 [酒田]  5月24日(土)19:00~ / 酒田市総合文化センター 401
 [鶴岡]  5月25日(日)19:00~ / 鶴岡アートフォーラム 2階大会議室

● 料 金  一般 1000円 / 学生(大学生以下)・シニア(60歳以上)500円 / ※会員無料
● 主 催  庄内ドキュメンタリー映画友の会 / 特定非営利活動法人 山形国際ドキュメンタリー映画祭
● 協 力  酒田親子劇場 / 平田映画サークルあるふぁ’85
● 問合せ 0234-23-3249(酒田親子劇場)


【作品紹介】
 1950年代後半、ポルトガル現代詩の若き雄アントニオ・レイスと、ポルトガル民族音楽のコルシカ人研究者ミシェル・ジャコメッティ、そして映画監督のパウロ・ローシャたちが、ポルトガル南部アレンテージョ地方ペログアルダ村民の歌に魅せられて次々と村を訪れた。村人と共有した彼らの記憶は詩・音楽・映画へと残っていった。パウロ・ローシャの映画を挿みながら、レイスたちが通った道や真紅の花で飾られた野原、静かな海と村のたたずまい、哀しみをたたえた歌や詩が情感たっぷり流れる。今、彼らの記憶が村人の息吹で蘇る。

【監督のことば】
 ポルトガル大衆文化史の記憶をすくいあげたコルシカ人、ミシェル・ジャコメッティに捧げた前作『Polifonias』を完成した時、私の前に開かれた道のいくつかを辿りたいという思いが生まれた。当時は詩人であったアントニオ・レイスのいたアレンテージョ地方ペログアルダ村は、ミシェル・ジャコメッティが埋葬されることを望んだ地でもあった。また、映画の物語とそこに現実として描かれるフラドウロの漁師たちの共同体の終焉とが交錯することに強く惹かれて、パウロ・ローシャの『新しい人生』のような作品をこの地で作りたいとも思っていた。

 徐々に、私にとって映画のある側面を奥底で形成するものが現れてきた。過去、過ぎ去った時間、失われた文化のこだま。だが、それを私たちが聴くのは現在であり、いまここで呼び声が響き渡ってくるのだ。消失を嘆き悲しむのでもなく、過去へノスタルジックに回帰するわけでも、過去の断片を現在に埋め込もうとするのでもない。記憶から発して、生きているものに場を残すことに価値があった。そのことで、映画が私にとって時間と奇妙な関係を取り結ぶものとなる。異なる「歴史的な」時間が互いに混ざり合い、ぶつかり合うのであれば、時系列にしたがうことに意味はない。日付さえも重要ではないだろう。過去が従来あった姿では、もはやなくなるのだ。

 映画のなかでリズミカルに回帰するセルジオ・ゴディーニョのテキストがこの作品をよく説明していると思う。「人は死ぬ時、遠くから来る何かに出会うという。はるか彼方からの声を聞き、我々はひとりではないのだと、心やすらかになれる。見知らぬベンチに親しむのと同じだ。死者への思い出は記憶をたどる道。記憶の謎とは?感情を消しては書き直す人生の記憶」。

【監督プロフィール】ピエール=マリー・グレ Pierre-Marie Goulet
 1950年、フランスに生まれ、90年よりポルトガル在住。『アレンテージョ、めぐりあい』は2006年マルセイユ国際ドキュメンタリー映画祭で録音賞、マドリッド国際ドキュメンタリー映画祭07で審査員推薦佳作を受賞した。主な監督作は、『Mevlevi』(1970)、『Corps morts』(1972)、『Naissance』(1973)、『Un paysan des Alpes』(1973)、『 Gaule』(1974)、『Ici』(1975)、『Balade』(1978)、『Djerrahi』(1978)、『Site』(1980)、『Le chemin de l'architecture』(1981)、『Au P俊e Lachaise』(1986、ジャン=ダニエル・ポレと共同監督)、『Plage』(1987)、『Faits et dits de Nasreddin』(1993)、マラポスタ国際ドキュメンタリー映画祭で最優秀ポルトガル・ドキュメンタリー賞を受賞した『Polifonias―Paci Saluta, Michel Giacometti』(1997)など。オリジナル脚本、脚色も手がける。
 → ピエール=マリー・グレ 監督インタビュー

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2008年度上半期の上映予定

 庄内ドキュメンタリー映画友の会は、ドキュメンタリー映画の魅力をより多くの人に知ってもらうことを目的として1999年3月に発足以来、山形国際ドキュメンタリー映画祭の上映作品などを定期的に上映してきました。活動10年目となる2008年度は、「山形国際ドキュメンタリー映画祭2007」の作品を中心とした上映プログラムを企画しました。
 友の会に入会すると、一年間無料で定例上映会に入場できます。どなたでも入会できますので、上映会当日に直接会場へお越しください。

●年会費:一般会員 3,000円 / 学生会員〈大学生以下〉1,500円 / シニア会員〈60歳以上〉1,500円
●会 期:2008年4月より2009年3月まで(1年間) ※途中入会の場合も会期は同じになります。
●事務局:酒田親子劇場 TEL/FAX 0234-23-3249 / E-mail ccp@mbi.nifty.com


《2008年度上半期の上映予定》

◆第57回上映会 『アレンテージョ、めぐりあい』
 ※山形国際ドキュメンタリー映画祭2007 山形市長賞(最優秀賞)受賞作品
 静かな海と村のたたずまい、哀しみをたたえた歌や詩が情感たっぷり流れ、我々を清涼感で満たしてくれる。

 [酒田] 5月24日(土)19:00〜 酒田市総合文化センター 401
 [鶴岡] 5月25日(日)19:00〜 鶴岡アートフォーラム 大会議室

◆第58回『ワイルド・ワイルド・ビーチ』
 ※山形国際ドキュメンタリー映画祭2007 正式出品作品
 夏のヴァカンスで人が溢れるロシアの海岸。混乱するロシアの今が風刺画のようにアップテンポに描かれていく。

 [酒田] 7月 5日(土)19:00〜 酒田市総合文化センター 401
 [鶴岡] 7月 6日(日)19:00〜 鶴岡アートフォーラム 大会議室

◆第59回『鳳鳴(フォンミン)〜中国の記憶』
 ※山形国際ドキュメンタリー映画祭2007 大賞受賞作品
 1950年代以降の中国で起きたふたつの粛正運動で数々の迫害を受け、1974年に名誉回復するまでの、約30年にわたるひとりの女性の壮大な物語。

 [酒田] 8月30日(土)18:00〜 酒田市総合文化センター 401
 [鶴岡] 8月31日(日)18:00〜 鶴岡アートフォーラム 大会議室

 秋以降は、音楽をテーマにした作品や山形の映像作家の作品などを予定しています。ご期待ください。

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2008年3月13日 (木)

上映会のお知らせ 無声映画『要心無用』

酒田市出身の活動弁士・佐々木亜希子さんが、三大喜劇王のひとりハロルド・ロイド主演の無声映画『要心無用』を上演します。ふだん観る映画とは違った無声映画の魅力を堪能してみませんか。

●日時:3月20日(木・祭日) 18:30開場、19:00開演
●会場:酒田市ひらたタウンセンター「シアターOZ」
●料金:無料
●問合先:TEL 0234-52-3912 酒田市平田教育振興室

●上映作品:『要心無用』 Safety Last
 (1923年/米パテー社/67分)
 監督:サム・テイラー、フレッド・ニューメイヤー
 出演:ハロルド・ロイド、ミルドレッド・デイビス
 内容:ロイド喜劇傑作中の傑作、内気な青年の恋物語。良家の令嬢を恋人に持つロイドは、しがない某デパートの店員。彼女と結婚するために、一世一代の離れ業をやってのけることに! 息を飲む、これぞサイレントの醍醐味。

◆ひらたタウンセンター
http://www.city.sakata.yamagata.jp/Contents/ePage.asp?CONTENTNO=2703

◆The Art of Akiko Sasaki (活動弁士 佐々木亜希子)
http://www.mokuren.gr.jp/index.html

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2008年3月 4日 (火)

上映会のお知らせ 『アイ・ラブ・ユー』

世界で始めて、ろうあ者と聴者の監督(米内山明宏・大澤豊)二人が共同演出した笑いと涙の感動作『アイ・ラブ・ユー』(監督:大澤豊・米内山明宏)の自主上映会が開催されますので、ぜひ御参加ください。

『アイ・ラブ・ユー』上映会

●日時:3月8日(土)
 上映(1回目) 10:30~
 上映(2回目) 14:00~
 上映(3回目) 18:30~
●会場:酒田市総合文化センター ホール
●料金:前売り 一般¥1000 大学生以下¥500
 (当日は300円プラスとなります)
●問合先:TEL 0234-26-2381 上映実行委員会

◆『アイ・ラブ・ユー』公式ホームページ
 http://homepage3.nifty.com/kobushi-pro/

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上映会のお知らせ 『六ヶ所村ラプソディー』

2004年にできた青森県の六ヶ所村、原発で使った燃料からプルトニウムを取り出す再処理工場の稼働をめぐって、推進派と反対派の姿を映像にした、『六ヶ所村ラプソディー』の自主上映会が開催されますので、ぜひ御参加ください。

『六ヶ所村ラプソディー』上映会と監督のお話

●日時:3月9日(日)
 上映(1回目) 10:30~12:30
 上映(2回目) 14:00~16:00
 監督のお話  16:00~17:00
●会場:鶴岡市中央公民館 大視聴覚室
●料金:前売り 一般¥1000 学生¥500
 (当日は200円プラスとなります)
●問合先:TEL 080-5229-1010 上映実行委員会(高橋)
       MAIL shonai6@yahoo.co.jp

◆『六ヶ所村ラプソディー』公式ホームページ
 http://rokkasho-rhapsody.com

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2008年2月12日 (火)

■第56回上映会 『稟愛 ビンアイ』

 次回の上映会は、「山形国際ドキュメンタリー映画祭2007」の話題作『稟愛 ビンアイ』(監督:馮艶(フォン・イェン)中国/2007/中国語/カラー/ビデオ/114分)です。この作品は、「アジア千波万波」部門の最高賞である小川紳介賞、そして地域で上映活動を行う人々が“いちばん観客に見せたい映画”に与えられるコミュニティシネマ賞をダブル受賞しています。
 監督の馮艶さんは、昨年10月に行われた映画祭のポストイベントとして「さかた街なかキャンパス」で開催された第54回上映会に来場、通訳として御協力くださいました。その時は時間の関係で上映できなかった『稟愛』がいよいよ登場します。多数の皆様の御来場をお待ちしております。

●日時:[酒田] 3月8日(土)19:00~
  会場      さかた街なかキャンパス「まちなか未来研究室」
          (※駐車場はありません。市役所駐車場をご利用ください)
     [鶴岡] 3月9日(日)19:00~
          鶴岡協同の家 こぴあ 2階ホール

【内容紹介】
 現在建設中の三峡ダムが完成することによって移住させられる113万人の多くは農民。そのひとり、気概あふれる稟愛の7年間にカメラが寄り添う。移住を推し進めようとする役人と烈しく渡り合う姿とは対照的に、時に土を耕しながら時にろうそくの火に灯されながら語る不安、そして家族や結婚について話すときに見せる繊細な横顔。稟愛の心の機微を監督は粘り強く見つめ、可憐な表情を引き出し、そこに残ろうと彼女を駆り立てる土地に対する慈しみを掬い出す。

【審査員のことば】
 優しいまなざしで、カメラの対象であり友人であるビンアイを表現している映画『稟愛』に、わたしたちはドキュメンタリーの持つ根源的な癒しの力を感じることができた。そして、それはまさに、本賞の意味である小川紳介監督が後輩の監督に伝えてくれる最高の助言であると信じている。

【監督のことば】
 張稟愛は私がこれまでに出会った撮影対象の中で最も“余熱期間”が長い人だった。彼女が身の上話を打ち明けてくれたのは、知り合って8年経った後である。もうすぐ上がってくる水で家が沈み、最後の決断をしなければならないという大きな圧力を背負った時、過去の苦しい生活の想い出が堰を切った洪水のようにあふれでてきたのだ。私はこの潮衝に巻き込まれて流され、思うままに身動きができず、どこかでかつて聞いたことにあるような話に包まれて、相手の魂に触れた思いがし、一瞬の戦慄すら覚えた。稟愛が忙しい農作業の間で、政府役人との烈しい交渉の合間を縫って、カメラに向かってよどみなく話しかけてくる時、彼女の選択とこれまでの行動は、すべて彼女自身の人生経験によるものだと理解した。『稟愛』を仕上げてみると、彼女の話と現実の中で起きた“事件”とのクロスオーバーは、撮影の順序と完全に合致していると気がついた。生活は私たちの想像を遙かに超えるほど複雑で豊かなものである。この偶然の一致で、私は映画を“構成”しようとする自分の努力が愚かで余計なものだと、ただただ嘆くばかりであった。

【監督プロフィール】
馮艶(フォン・イェン) Feng Yan
 生粋の天津人。天津の大学で日本文学を勉強後、1988年より13年間日本に滞在。1994年からドキュメンタリー製作を開始。初の長編作品『長江の夢』はYIDFF’97アジア千波万波、第22回香港国際映画祭、1998年第1回台湾国際ドキュメンタリー映画祭(優秀記録賞)などで上映された。『稟愛』は2007年第4回中国ドキュメンタリー映画際で優秀記録賞を受賞。

●料金:一般 1000円 / 学生(大学生以下)・シニア(60歳以上)500円
     ※会員無料
●主催:庄内ドキュメンタリー映画友の会
     特定非営利活動法人 山形国際ドキュメンタリー映画祭
●協力:まちなか未来研究室 / 鶴岡協同の家こぴあ / 酒田親子劇場 /
     平田映画サークルあるふぁ’85
●問合せ:酒田親子劇場 0234-23-3249
       ブログ http://shonai.air-nifty.com/dokitomo/
       E-mail ccp@mbi.nifty.com

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